ハレの日の傘
SAYAKA DAVISのデザインプロセスでは、素材開発の際にトライアルを重ね、何度も素材の試作を行います。わずか1メートルの生地サンプルは、洋服を作るには小さなサイズですが、その1メートルには無限の可能性が秘められています。最初の一歩を踏み出したアーカイブ生地に、新しい息を吹き込みたいという想いから、この度「ハレの日の傘」のカプセルコレクションを制作しました。
制作をお願いしたのは、東京武蔵野市にアトリエを構えるイイダ傘店。日傘や雨傘を生地から一つひとつ手作りし、オーダーメイドで制作する傘職人です。細部にわたる打ち合わせを重ね、手元から傘先、タッセル、菊座に至るまで、美しさを追求した1点ものの傘が丁寧に仕上げられました。
ハレの日の木漏れ日のように、あたたかな太陽の光を和らげる存在となることを願っています。
素材について
2022年秋冬コレクションで試作したリリージャカード生地を採用しています。
パンデミックの最中、アービング・ペンのFLOWERSにインスピレーションを得て、手描きのリリーのスケッチを基にオリジナルプリントを制作しました。オーガニックコットン(GOTS認証)を原料に、異なる2種類の糸番手を使用し、浜松でジャカード織りに仕上げられたこの生地は、地の透け感と、浮き立つような立体的なリリーのデザインが特徴です。
生地:綿100%
日傘サイズ:45㎝
日本製
イイダ傘店
傘作家イイダヨシヒサが主宰する個人オーダーの傘屋。
日傘・雨傘を生地から制作し、一本ずつ手作りする。
店舗は持たず、受注会で全国を巡回。
傘のほかにもテキスタイルデザインから発展させた布モノ紙モノも制作している。
また映画・舞台などの傘制作や異業種とのコラボレート、その他にも傘にまつわる活動を行う。